団塊の来し方行く末

昭和22年団塊世代。 緑内障が進行し、誤字脱字・誤変換が多いブログですが、ご容赦ください。 オーディオ好きが高じて、定年後に音楽喫茶を開店して11年です。 ジャズ・オーディオ雑誌にも何度か掲載された音の良い隠れジャズ喫茶でしたが 2020.3月に閉店しました。長年のご愛顧に感謝申し上げます。

カテゴリ: スポーツ

今日から東京6大学野球

さくらが散っても遅霜がやってきた。冬物をしまったのにまた取り出して着る朝である。体が冷えると免疫力が低下するから、ジジイは我慢せず厚着をした方がよい。今日から春の東京6大学野球が始まる。晴れた土日のブログはしばらく休刊することになりそうです。

下記の東京6大学野球連盟のHPを開くと、全試合ライブ放送のBIG6TVとAmebaTVが無料で観戦できます。

一般財団法人 東京六大学野球連盟 (big6.gr.jp)

特にAmebaの広沢克美の解説が面白い。解説なしならBIG6TVがお勧めだが、実況中継のアナウンサーがしょっちゅう名前やアウトカウントを間違える。ともかく神宮に行ったつもりで、セブンイレブンのおにぎりに缶酎ハイを買い込み、2試合を観戦する。

今日は11時から東大・早稲田、第二試合が法政・慶応である。立教・明治戦は来週が初戦、明治・東大。立教・法政戦が行われる。最近の東大は、投手陣が揃ってきたがスタミナがないので小刻みな継投で終盤まで目が離せない。東大の監督は中日ドラゴンスの井出峻(新宿高校出身・東大農学部卒)、助監督・大久保裕(湘南高校)、主将・大音周平(湘南高校・理学部地球惑星環境学科4年)と東大ならではの超名門高校がずらりと並ぶ。一塁手・井上慶秀(4年・県立長野・175cm92kg・右投右打)  二塁手・水越健太(4年・明和・175cm78kg・右投右打)  三塁手・大音周平(4年・湘南・173cm80kg・右投右打)  遊撃手・中井徹哉(3年・土浦一・173cm66kg・右投左打)、左翼手・安田拓光(4年・175cm75kg・右投左打・三鷹中等教育学校)  中堅手・宮崎 湧(3年・171cm72kg・右投左打・開成)  右翼手・阿久津怜生(3年・171cm73kg・右投左打・宇都宮)先発は、井澤俊介投手(札幌南・右腕180cm80kg)に小宗創(4年・177cm78kg・左投左打・私立武蔵)と好投手が揃っている。捕手・松岡泰希(3年・174cm76kg・右投右打・東京都市大付)が先発のようだ。監督の井出は1966年にドラフト3位で中日に入団した東大2番目のプロ野球選手だった。詳細はウイキペディアを参照ください。井手峻 - Wikipedia

助監督の大久保は、81年、春に同一シーズンで史上初めて早慶両校から勝ち点を挙げ優勝争いの赤門旋風」を起こした時の主将で遊撃手だった。卒業後は三菱自動車川崎でプレーした。息子の大久保英貴(右腕投手・湘南高校・経済学部4年・181cm 76kg)も最終年度になった。主将・大音周平を除いて去年のレギュラーはいないが、最近の東大は万年最下位と侮れない力を付けてきた。ただ終盤に崩れるのは経験不足なのだろうか。早稲田・明治・法政・立教は甲子園の常連校出身で占められる。慶応はスポーツ推薦枠がないので、半数以上が慶応高校出身が占めるが、慶応高校は激戦神奈川の名門校なので選手がそろっている。今年は清原一博の息子が慶応高校ではアメフト選手だったが大学は野球部に入部し、話題を集めている。順当なら優勝候補筆頭は慶応だろうか。小宮山監督の早稲田も強くなってきた。わが立教は投手陣の軸が不在で問題だ。東大のように上手い継投が出来れば、打線は期待できるので上位も狙えるが、溝口監督(湘南高出身)の采配次第だろうか。ところで春の東京都高校野球大会では、我が母校の国学院久我山は、初戦で昨秋のベスト4の早稲田実業を4対1で下し、ベスト16まで勝ち進んでいる。明日日曜日、創価高校とベスト8をかけて対戦する。そんなわけでしばらく週末の野球観戦が楽しみになってきました。
東京六大学応援団連盟 第六十六回「六旗の下に」で応援しましょう。

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熱戦ラクビーWカップ

政治家はウソだらけだが、スポーツはウソをつかない。真剣勝負である。だから面白い。
あまり興味もなかったラクビーWカップだが、世界の一流選手のプレーを目の当たりにして連日の放映が楽しみでならない。

夕食後にウイスキーを飲みながらゆっくりと観戦するのだが、何がおもしろいたって、試合がスピディーで反則も少ないのはさすが世界の一流選手である。

 

日本チームには多くの外人選手が混じるが、純粋の日本人では体力的に世界レベルに遠く及ばない。人種国境を越えて、日本軍に加わるのだから・・・まあ・・いいじゃないか。

英語しか話せないテニスの大阪選手を日本選手だと手放しで喜ぶ時代である。これからの日本はバスケの鉢村選手のように、優れた運動能力の外国人との混血が活躍する時代なのだろう。そういえば大相撲の世界もそうだね。

 

ラクビーでノット・リリース・ザ・ボールという反則ルールがあるが、攻撃して倒れた選手はボールを離さなければいけない。ところが離したくても離せないのだ。タックルした敵の選手が羽交い絞めし、ボールを離せないように固めてしまう。反則したいわけではないが、固められてしまうから反則を取られてしまう。柔道の固め技ではないが、すごい腕力だしテクニックだと感心する。

 

私の母校・国学院久我山はラクビーの強豪校だったので、高校時代からラクビーのルールは精通し、花園の決勝へも足を運んだことがある。

応援する側になると、ハラハラ・やきもき・腹立たしいこともたくさんある。しかし最近のラクビーは怪我をさせないために、スクラムの押し込みは制限され動きが速くなっている。技量も上がっているし、戦術も多彩だ。

昔なら、脳震盪を起こせばヤカンの水をもって駆け回ったものだが、今は医師が待機して診断する。

FW前列3人はテクニックと体力が必要だから、交代しても再出場できる。あれだけの肉弾戦なのにヘッドギアなしの選手が多いのも驚かされる。

はずみで首から上に手が掛かることもあるが、一流選手はまずそんな危険な反則はしない。フェアープレイに徹していることにも驚かされる。危険プレーで退場もまず見ない。

 

昔の高校ラクビーの名門校と云えば、粗暴で頭の悪い学校と相場が決まっていたが、一流選手を見ると、礼儀正しく、頭がよく、沈着にゲームをコントロールしている。バカでは一流になれないのがスポーツだ。

密集の中で、ボールの動きが分かりにくいスポーツだが、ルールを理解すれば、これほどスリリングな格闘技はないかもしれない。

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