失明率NO1の緑内障末期と宣告され2年がたちます。
日本人の国民病といっていいくらいにおおい病気です。痛くもかゆくもないから、自覚症状もなく、見つかった時には手後れ、怖い病気です。

東邦医大眼科の富田教授に半年に1回診ていただき、点眼で治療して来ましたが、進行が止まらず悪化の一途を辿っています。
緑内障は眼圧を下げて、視神経の圧迫を下げることしか対策はないらしく、いったん痛んだ視神経は回復しない。それで徐々に視野欠損が進行し、失明に至る病です。
先週の診察で、先生から<点眼でも、眼圧が期待通りには下がらず、もう手術しか手はありません。手術がお嫌なら、もう私が診ても・・・>と言われてしまいました。

手術そのものは、房水の流れをよくし、眼圧が下がるように調整するものらしいんですが、人によって却って悪化する場合や、それでも眼圧が下がらないケースも多々あるようです。井上眼科病院に通う緑内障患者は、ほとんど末期なので、白い杖をつく方や、濃いサングラスを掛けたかたなども多く、近いうちにボクもそうなるのかと、暗い気持ちにさせられます。

手術そのものは特に神の手を要するような危険なものではないみたいですが、効果は人によってまちまち、眼圧が下がるかどうかは、やってみないとわからない。一時的には下がるみたいですが、効果が長続きせず、10回以上もやった上で、なお失明に至るケールもあるのだとか。。

手術を躊躇している理由はほかにもありました。点眼液の影響か、目の周囲が異常に痒くなり、いわゆるアレルギー症状で、ここ1年近く苦しんでいます。無意識に掻いてしまうので、術後の感染予防がうまく管理できるか自信がないのもあります。

しかし、このままでは、失明するのも時間の問題。最近はパソコンのマウスを追うのも億劫で、白と黒文字が判別しにくい、文字変換とか、文字化けを見落とす、白濁化現象は顕著に自覚されるようになってきました。
今は花粉症が襲ってきて、それでなくても目がかゆい、かすみ目が加わって、こうしてキーを叩く手先もおぼろ状態です。
そんな訳で一か八か、花粉症か収まったら、手術を受けようかと決心しました。人事を尽くして天命を待つ。そんな気持ちになった今日の朝です。